DV被害者にとって、暴力からの一時的な避難や回避、離婚は最初にめざすべきゴールです。しかし、DV被害者にとってはその後の本質的な自立にむけた多様な支援が必要です。本シンポジウムにおいてはDV被害者支援の現状を知るとともに、DV被害者にとって安心して生活できる居場所づくりと再起に関する多様な支援のあり方を一緒に考えます。
元配偶者によるDV被害からの避難、調停、裁判を経て離婚。その後DV被害によるPTSD(心的外傷後ストレス障害)やひとり親子育ての中での就労や経済的困窮など、様々な課題に向き合いながら大学院へ進学。今回は、自らのDV被害の経験に基づき、多様な支援の必要性やあり方についてお話いただきます。
龍谷大学大学院政策学研究科修了、特定非営利活動法人働きたいおんなたちのネットワークスタッフ、京都府政策企画部地域政策室会計年度任用職員。大学院にて、DV被害者の視点からDV被害者の現状と多様な支援策の機能的環境の構築について研究し、修士論文を執筆。現在、様々なネットワークを手繰りながら同じ境遇にある女性等に対する支援環境の構築を模索中。
シンポジウムにもパネラーとしてご参加いただきます。
社会福祉法人衆善会 児童養護施設和敬学園 主任心理療法担当職員
京都女子大学大学院文学研究科教育学専攻臨床心理学領域修士課程修了。臨床心理士。公認心理士。大学院の頃より児童養護施設の臨床に携わり、2018年より現児童養護施設の心理療法担当職員として社会的養護児童のケアに従事している。
公益財団法人 京都YWCA 職員
京都大学大学院教育学研究科臨床教育学専攻心理臨床学博士課程修了、韓国・アメリカ・フィリピン・日本で生活、カウンセリング・教育分野の職歴もち、2017年1月から京都YWCA内の多言語相談事業APT(Asian People Together)を担当して、外国人相談、特に移住女性DV被害者とその子どもたちの相談及び支援を行っている。
一般財団法人 社会的認証開発推進機構 専務理事
全国の社会的養護関係施設及び京都府内の福祉サービス第三者評価事業評価調査者、元京都YWCAスタッフ。子どもの育つ環境や親の子育て支援のあり方を研究テーマとし、京都女子大学大学院博士後期課程で学ぶ。現在、朗読劇、俳優として舞台でも活躍中。
開催日 | 2022 年 10 月 1 日 (土) |
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時間 | 14:00 〜 16:45 (開場 13:30) |
定員 | オンライン開催のため特に定員の定めはありません。 |
参加方法 | オンライン |
参加費 | 無料 (申込み先着順) |
チラシ |
主催 |
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共催 |
この事業は「近畿ろうきんNPOパートナーシップ制度」の事業として実施します。 |
後援 |
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この事業は SDG’s で掲げる目標の内、「3 すべての人に健康と福祉を」「5 ジェンダー平等を実現しよう」「10 人や国の不平等をなくそう」「11 住み続けられるまちづくりを」に該当する活動として実施します。
このシンポジウムへの参加申込みは終了しました。
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